ミウラダイクディスカッション night vol.1 開催!(1/3)

ミウラダイクディスカッション night vol.1 開催!(1/3)

ミウラダイクディスカッション night vol.1 開催!(1/3)

 

2019年3月16日(土)18:00~@貝がらホールにて

「ミウラダイクディスカッション night vol.1 」を開催しました。

 

当日は楽しい休日を過ごされている方が多いにも関わらず、大人11名+お子さま2名にご参加していただきました。実はミウラダイクディスカッションのFacebookイベントページでは、当日のゲストはヒミツにしていたので、どんな大工さんが何人来るかも分からないのにこれだけの方が来てくれたことにビックリしています(笑)

 

今回の参加者さんは建築・インテリア・デザイン関係のお仕事をされている方が多く、遠路遙々東京からお越し下さった方もおり、ディスカッション後の交流会ではどの方も、地元の大工さんとの交流や同業者同士、めちゃくちゃ盛り上がっていたのが印象的でした。

 

本日の趣旨としては

三浦の大工の生の声を聞いてみよう!

ということで・・・

DIYやセルフリノベなどのニーズが高まる昨今、三浦への移住希望者からもそのような相談を受けることが多々あります。三浦も空き家が多い中、信頼できる人に大事な家を任せたいと誰もが思うと思います。私たちもその一人です。

では実際に建物を造る大工さんはどんな風にDIYやセルフリノベなどをどう思っているのか。

また、そういった建物をどう思っているのか・・・生の声を聞いてみようと思ったことから企画が始まりました。

 

 

さて、今回は大工さんと一緒に仕事をする機会が多い岩野がファシリテーター(進行役)として進めていきます。

まずは岩野の自己紹介スライド!

 

 

自分で作って自分で「変態」って言ってましたね(笑)

 

ではどんどん行きましょう!当日までヒミツにしていた「地元三浦の大工さん」紹介です。(※順番は五十音順)

 

1人目「LOVE城ヶ島 カンナ堕天使」池田建築の池田広夢さん!

本日の最年少大工さんです。常日頃からカンナ研ぎをしているそうです。その理由はディスカッションの中で明らかに(笑)

 

 

お次は・・・「酒もってこい!床張り大好き」高梨建築の高梨優さん!

趣味がお酒とは本当に好きなんですね~(笑)交流会でお酒が入ってからが本番のトークですね。

 

業界歴が最長の「クルーザー大工 床張り大好き」山崎建築の山崎祐輔さん!

クルーザーと呼んでいる小舟(笑)で釣りをするのが大好きだそうで、釣りは好きだけどイカしか食べないという、ちょっと変わった大工さん。

 

ということで今回は30~40代の若手大工さんにお越しいただきました!

参加者さんの中には「三浦にこんなにたくさん若い大工さんが現役でいるんですね~」と、大工さん=高齢のイメージを持っている方もいたので、三浦が地元の大工さんのイメージが少し変わったかも知れませんね。

 

さて、ここから本題です!

本日は8つのテーマについて聞きたいことを聞いて行きました。

①三浦の建築今昔

②得意工事と活動範囲

③最近流行りの素人DIY

④材料(資材)について

⑤道具について

⑥三浦の仕事は地元で!?

⑦職人が先細りしないために

⑧ミウラダイクの未来像

全部一気にご紹介するのは大変なので、全3回に分けて当日の内容を振り返ります。

 

移住者インタビューの如く、トークほぼそのままの掲載です。

当日来れなかった方も当日の様子を少しでも感じていただけたら幸いです。

 

①三浦の建築今昔

 

 

 

 

岩:三崎でいうと看板建築や蔵づくりが多いですが、実際に造ったことはありますか?

山:ありますよ。ありますけど・・・今は流行らないよね(笑)

岩:僕は好きなんですけどね。実際に看板建築とかを建築されたんですか?

山:そうだね。市内の農家とかでね。

岩:普通の木造に比べるとやっぱりめんどくさいですか?

山:そりゃね~!倍くらいの手間掛かるし、屋根にも金かかるし。

岩:なるほど。僕は看板建築の屋根を見たことないけどどんな造りなんですか?

山:全面がパラペットになっていて、建物の後ろ側が切妻屋根でって感じが多いね。

岩:そうすると、補修の仕事とか多いんじゃないですか?

山:そうでもないね。補修するにもすごくお金掛かっちゃうから・・・

岩:今の時代だと修繕費に費用がかかるのは厳しいですね。あと、三崎だと和風のトタン張りの家「和トタン」(岩野命名)が多い気がしますが、床張り好きの高梨さん!トタン張りとかはどうですか?

高:やりますよ。寒い時期はちょっとイヤだけど・・・(笑)

岩:床張りは冬でも大丈夫ですか?

高:大丈夫ですね。屋外なんで(笑)

岩:うちの実家もトタン張りの家でした。やっぱり漁師さんが多い町に住んでいると分かりますが、家に「お金をかける人」と「かけない人」とが極端だと思うんですよね。うちのじいちゃんも「んなもんトタン貼っとけ」的に言ってましたし。その辺、池田さんはどう思いますか。

池:確かに昔の家はトタン多いですね。自分で塗る人も多かったですし。コールタールとか普通に塗っているし、三崎の人は自分で家を直すのが好きでしたよね。しかも結構本格的に自分でカンナとか持っている人も多かったですね。

岩:漁師さんも沖で船を直したりする人も多かったので、その延長線にあるのかも知れませんね。三浦全体って言うよりも三崎地区が突出して多い印象です。

 

 

②得意工事と活動範囲

岩:山崎さんが床張り好きな理由って何ですか?

山:今の家だと自分が仕事した部分で見えるところは床くらいなんですよ。自分のやった仕事がみんな隠されちゃうのでね・・・。

目で見える仕事だから床張りが好きですね。

岩:高梨さんはいかがですか?

高:リフォームの上っ張りの仕事をする機会が多くて、床張りは手間がかかるので、ただ淡々と仕事をするより考えながら仕事が出来るのでやりがいがあって好きですね。

岩:池田さんは得意工事とか好きな工事とか今まで聞いていなかったんですが・・・

池:僕は何でも好きなんです!!ただ、さっきのトタン張りとかは大工工事とはちょっと違うんですけど・・・

仕事自体、苦に感じたことがないので僕も変態不動産と同じような変態の部類に入るくらい、建物に携わることがたまらなく好きです(笑)好きなことを強いてあげるなら「カンナいじり」ですね!!

全:爆笑

岩:研いだカンナやノミでどんな風に削ってやろうかとか考えているんですね。

池:カンナだとどれだけ薄く削れるかとか、どんだけ研いでも「これでいい」という終わりはないですし・・・誰というわけでもないですけど「負けたくない!」という想いで常に仕事も趣味もやっています。自分の中でのモチベーションですね。

山:そうだね。その気持ちが無かったら職人をやってないもんね!

高:そうですね。

岩:皆さんプライドを持ってお仕事されているんですね!素晴らしいことだと思います。ちなみに、お仕事で頼まれればどこまでは行けますか?

山:過去に自分が受けた仕事だと伊豆高原くらいまでは行きましたよ。

岩:池田さんは城ヶ島以上遠くには行かないですか?(笑)

池:そうですね~ギリギリ三崎までですかね。

全:爆笑!!

池:というのは冗談で(笑)横浜や藤沢は仕事として行ったことあるので、その辺は行けますし、仕事って結構「縁」もあるのでそういうのを大事にしたいので、頼まれればやりたいなと思っています。

岩:高梨さんは建築工事としてどんなところをやりましたか?

高:「風工房」ですね。応援ですけど。

岩:油壺入口に新しく出来た「焼肉と炉ばた」も応援で行ったっておっしゃってましたよね。

高:そうですね。ただ、僕がやったのは炉ばたの方なんですが、まだオープンしてないんですよ。

岩:ではオープンしたら見に行きたいですね。

高:いや・・・どうですかね。僕はちょこちょこ(仕事したとことか気になって)見ちゃうんで落ち着かないからな~(笑)

岩:笑。池田さんはどんな仕事をされてますか?

池:僕は山崎さんや高梨さんのように手刻みの仕事に携わったことは無いんですよ。・・・・・・だからカンナいじくっちゃうんですよね。

全:爆笑

岩:あれは、いじけてやってるんですか!!?

池:志高く、いじけてます!

山:関係ないって!!(笑)

池:凄い建築・・・僕はやっていないので逆に建築を見に行っています。

岩:確かに見に行くの好きですよね。こないだも金沢に行ってましたし。

池:そうですね。

岩:先日、山崎さんがやっていた霧除けの直しの現場も見させてもらったんですが、床張りも見える部分がお好きということで、こういう部分も該当するのかなって思いますが・・・

山:まぁ、頼まれたら出来ないとは言えないしね。見える部分こそやりがいはあります。

 

 

***

 

ということで本日はここまで~。

ブログをアップするまでに時間が掛かってしまいましたが、とても充実した内容だったので記録としてしっかり残しておきたいと思い、じっくり書いています。

次回の内容もお楽しみに。

 

misaki-stayle