こんにちは。ライターの深田です。
三崎に暑い夏の訪れを告げる、初夏の風が吹きました。それは海南神社「八雲祭」です。
地域が一体となって神輿を担いで魂を震わせるお祭りは、日本が誇る行事の一つですね。
毎年6月第1土曜日に海南神社で行われる「八雲祭」が、2023年6月3日(土)に開催されました。4年ぶりとなる今回は雨の中はじまりましたが、昼頃には気持ちの良い青空が広がっていました。
夏の訪れ告げる、海南神社「八雲祭」
「八雲祭」は、江戸時代に三崎で流行っていた疫病を退治した須佐之男命を祀ったことから、疫病退散のお祭りがはじまったそうです。また三崎では初夏を知らせる風物詩でもあるため、地元の方はこのお祭りがないと夏がはじまった気がしないそうですよ。
朝から夕方まで神輿を担いで三崎のメイン通りである下町を練り歩きます。夕食の休憩を挟み、最後の締めでさらに大盛り上がりして、神輿を海南神社に奉還します。
今回は約150人の男女が交代で神輿を担ぎ、家内安全や無病息災、商売繁盛を祈願しました。
地域が一団となって協力し合うお祭りによって、はじめて参加する移住者も地元の方との交流が増え、より心地いい移住ライフを作り上げることができそうですね。
三崎下町に響き渡る音色
私も実際に「八雲祭」へ遊びに行ってきました。
街中に響き渡るお祭りの音色「お囃子(おはやし)」に心躍らせながら三崎下町へ向かうと、街中が熱気に包まれていました。屋台が立ち並ぶバスロータリーには少子化問題を忘れるほど子どもたちで溢れかえっており、みんなお祭りを心待ちにしていたようですね。
飲食店や雑貨屋でも縁日や出店、音楽イベント等が開催されていました。地元の方だけでなく初めて訪れた方も楽しめる要素があり、みんなで三崎を盛り上げているのを感じます。
夕食の休憩時間でも賑やかなお囃子が聞こえてくるので、不思議に思い向かうことにしました。するとそこはオレンジ色の光に包まれた小さい広場で、笛や太鼓を奏でる夜の宴が開かれていました。ラストスパートに向けて、お祭りモードが持続できる催しにも抜け目ないですね。
江戸時代から伝承される木遣り
三崎のお祭りでは、威勢のいい「木遣り(きやり)」の唄に合わせて神輿を担ぎます。
木遣りは何曲かあり、数名いる「木遣り師」の中のひとりが唄いはじめ、その曲に合わせて”オイサッオイサッ”等の受け声をみんなで唄います。
神輿を腕いっぱいに伸ばした手で持ち上げて揺らしながら受け声を唄うため、夜には体力的に限界を迎える人が多くなります。受け声が小さくなったり、神輿を持ち上げられず傾くと周りから応援のやじが飛び交い、お祭りのボルテージに拍車がかかります。
こうして4年ぶりに行われた「八雲祭」は、大盛況のうちに幕を閉じました。
移住者も一緒にお祭りを盛り上げます
参加者には地元の方だけでなく、今回はじめて参加した移住者もいたそうです。私の地元にはこのようなお祭りがないためお祭り女になる機会はもうないと思っていましたが、移住者も参加できるという朗報をGETしました!!7月15日(土)、16日(日)に開催される海南神社「夏の例大祭」では、ここ数年で移住した人たちも続々と参加するそうです。私もその中のひとりです。「夏の例大祭」では、獅子に参加させていただきます。
ぜひ参加してみたいという移住者や、参加したいけど心細い等、些細なことでもお気軽にMISAKI STAYLEまでお問い合わせください。
今回、参加できなかった皆さん、ご安心ください♫
夏本番はこれからです!
今年の夏は、三浦海岸の海の家がオープンし、花火大会も開催されます。待ちに待った本来の三浦市のイベントが盛り沢山です。
ワクワクしますね〜!!
【お祭り・海水浴】情報
お祭り
7月
8月
- 8日(火) :三浦海岸納涼まつり花火大会 ▶ 三浦海岸
- 16日(火) :三戸のオショロ流し ▶ 三戸海岸
- 中旬:みうら夜市 ▶ 三崎下町商店街
- 中旬:三崎城ヶ島夏まつり
海水浴場
三浦市の夏を味わい尽くそう
コロナ禍で本当の三浦市の夏を知らない方も、ずっと心待ちにしていた方も、お待たせしました。今年の三浦はアツいです!!移住を考えている方は、三浦を体験するならこの夏がおすすめ✨熱気で盛り上がる三浦市を、ぜひご体感ください。
イベントだけでなく、ウィンドサーフィンや乗馬、子供と一緒に磯遊びや海水浴。
夏の海釣りは、キハダマグロやワラサ釣りで賑わい、みずみずしいスイカやメロン、枝豆等、新鮮な旬の野菜も味わえます。
青春は何歳からでも満喫できます。チャンスを逃さないように、今から計画を立てて楽しい夏の思い出を作ってくださいね♫